4186東京応化工業 銘柄分析
2019年12月期の利益が下がっているので気になりますね。
投資CFが増えているので、これが原因かな?と思われますが、
決算短信を見ていきましょう。
半導体市場が前年を下回ったため、当連結会計年度の当社グループの売上高は、1,028億20百万円(前年度比2.3%減)となりました。利益面におきましては、売上減少に加え最先端半導体製造プロセスに使用される製品の量産準備に伴う人員増加等による経費増の影響を受けました
半導体やディスプレイなどを含むエレクトロニクス市場におきましては、データサーバーやスマートフォンなどの需要鈍化による影響を受けたため前年を下回りました
2019年は半導体市場が不調だったようですね。
じゃあ、投資CFは何か、というのが気になります。
続きを見ると
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ92億72百万円増加の172億86百万円の資金投下となりました。これは有形固定資産の取得による支出が82億82百万円増加したことが主な要因であります
有形固定資産は何かというと
ここまでで考えると
>最先端半導体製造プロセスに使用される製品の量産準備に伴う人員増加
量産するために必要な機械、とかですかね。
バランスシートをみると
建設仮勘定が増えています。
なので、建物を増やして、
建物ができ次第、機械などを増やして量産していくのかな〜と推測できます。
固定負債のその他も増えていますが
こちらは、長期借入金だそうです。建物代でしょうね。
有価証券報告書をみてみると、書いてありました!
韓国のフォトレジスト製造設備を増やしているみたいです。
今半導体ブームも来ているので、この設備が機能すれば
もっと売上など伸びそうですね。
こちらは大丈夫そうです。
何をやっている会社なのか
動画解説があります。日本語版英語版で別れていて親切ですね。
PDFもあります。