6668アドテックプラズマ銘柄分析
■何をやっている会社なのか
半導体を作るメーカーに向けて、半導体製造装置の一部となる「プラズマ用高周波電源」を設計・製造
会社HP:
https://www.adtec-rf.co.jp/aboutus/
■売上の構成
IDXはグループ社でプラズマを使って医療装置を作っている会社。
■特徴・強み
引用元:
(株)アドテックプラズマテクノロジー【東証二部上場】の新卒採用・会社概要 | マイナビ2022
高度なプラズマ技術の応用力
グループ内での一貫生産体制
幅広いニーズに応えるための技術力
引用元:
ADTECの魅力 – 株式会社アドテックプラズマテクノロジー
■株価・業績
2019年8月期以外は順調です。
20年、21年と営業CFがマイナスですね。
後で調べてみましょう。
■2019年8月期が減収減益の理由
米中貿易摩擦の動向、英国EU離脱交渉による影響などにより、先行き不透明な状況で推移いたしました。
半導体・液晶関連事業(当社等)におきましては、2018年秋口以降からのスマートフォン等の主要端末メーカーの減産及びメモリー需要の調整による半導体メーカーの設備投資の延期等が継続したことにより、売上は低調に推移いたしました。
このような状況の中、今後の継続的な半導体市場の成長に向けた生産能力増強(ベトナム)のため、新工場の建設着工及び生産の効率化に向けた検討を進めました。
貿易摩擦、英国関連で、投資がされなくなり売上が下がった
+
工場作っている、が理由ですね。
■営業CFがマイナスの理由
20年、21年営業CFがマイナスになっています。
内訳を見ると、棚卸資産が増えています。
まあ、在庫のことですね。
また、2019年12月にベトナム子会社において新工場へ移転し生産能力の増強に注力しておりましたが、新型コロナによる緊急事態も考慮し、リスク回避と生産量確保を目的として国内生産ラインを整備いたしました。
生産量を増やしたけれど、売れなかったから残っている、ですかね??
半導体・液晶関連事業(当社等)におきましては、上半期は5G・データセンター関連等の半導体需要の拡大に伴い、大手半導体メーカーの設備投資が活発に行われ、当社等においても受注状況は堅調に推移いたしました。下半期後半には、米国による中国への半導体関連輸出規制の強化等、米中貿易摩擦等の要因から、設備投資動向に影響があり、受注動向にも変化がありました
上半期、需要が増えたので、大量生産したけれど、下半期後半から売れなくなって在庫が残った、とも予想できます。
※売上債権がマイナスはOKです。
後のお金につながるけれど、今はキャッシュになっていないので、そういう表記になっているからです。
でも四半期ごとの決算を見ると
後半に売上が下がっているわけではないので、
単純に需要が増えてきたので、生産量を増やしている、と考えられます。
すぐ納品できたほうがいいですし。
今までの営業CFをみると、マイナス時期がまあまああるので
在庫をストックして売るタイプなのかなと思います。
■分析した上での感想
HPからIR情報を探すのが鬼ほど大変でした。
もっと整理してほしい〜。最新の情報順だけってどうなのよ。。。
株主に不親切な印象でした。
また営業CFがマイナスになるのも少し気になりました。
業績はいいんですけどね〜
長めのチャートをみても
きれいな右肩上がりでないので
投資先としてはパスかな〜