9744メイテック銘柄分析
■何をやっている会社なのか
機械設計・ソフト開発など技術者を派遣。技術者数は業界首位。質にも定評。
正社員技術者を派遣。機械、電子、半導体など設計・開発中心。技術者の質、単価とも業界首位
サービス一覧:
サービス|メイテック ~エンジニアリングソリューション 研究開発・設計プロのエンジニア~
会社HP:
メイテック ~エンジニアリングソリューション 研究開発・設計プロのエンジニア~
■売上の構成
エンジニアリングソリューション99(10)、エンジニア紹介1(22)
■特徴・強み
単価が高い
メイテックは、卓越した技術力を武器に、ハイエンド領域No.1の地位を確立しました。エンジニア派遣業界のエンジニア平均単価は3,700円。これに対し、メイテックの平均単価は5,324円。エンジニアの市場価値という点でも、業界をリードする存在です。
■株価・業績
■21年3月期が下がっている理由
■中期経営計画が未達?
22年度は、中期経営計画の最終年ですが、
これを達成するのは難しいんじゃないのかな?と思っています。
理由は、
2四半期累計予想を2倍にしても通年の予想に到達できないからです。
過去の実績を見ても、下期で売上がぐっと上がるわけではないです。
なので、このままだと未達かな、と思っています。
■同業者のテクノプロとの比較
テクノプロのHPだと、シェアなどはこう公開されています。
テクノプロがシェア7%で業界TOP,メイテックはシェア4.5%
いっぽうのメイテックによると
メイテックがシェア7%を撮っていることになります。
おそらくメイテックの計算ですと、テクノプロのシェアは10%を超えてくるんじゃないのかな、と思います。
テクノプロの利益率は9%前後
メイテックは利益率は12%前後なので
単価の違いで利益率がかわっているのかな、と思います。
人材派遣なので、いくら派遣できる人がいるのかで、売上も変わってきますが
テクノプロは、
国内技術社員21,264名
2020年6月期採用数4,151名(新卒含む)
3月末エンジニア社員数は7,281名(前年3月末比+131名、+1.8%)
4月新卒入社数は462名、過去最高の7,703名で新年度をスタート
となっています。
エンジニア数で2倍以上の差があります。
新卒の差は10倍近くあり、今後もこの人数差は広がっていくと思います。
売上高は、
テクノプロ1500億
メイテック950億
で2倍弱のがあります。
メイテックは利益率が高いので、これをさらに高くできるのか
エンジニア社員数を確保できるのかが
テクノプロを追い抜くポイントになりそうですね。
量vs質
■分析した上での投資判断
人材派遣で投資するとしたら、今の所テクノプロのほうが優位に立っています。
仮にテクノプロが利益率を挙げられるとしたら、更にさが広がりますしね。
また、コロナがあったので仕方ないですが、中期経営計画が未達になるのはう〜んという感じです。まだ、未達になると決まったわけではないですが、気がかりです。