3038神戸物産 銘柄分析
■何をやっている会社なのか
会社HP:
■売上の構成
「クックイノベンチャー事業」を構成しておりました株式会社クックイノベンチャー、株式会社ジー・コミュニケーション、株式会社ジー・テイスト及びその他連結子会社11社について、2020年4月1日をみなし売却日として連結の範囲から除外しております
クックイノベンチャーはなくなったみたいです。
売上の10%をしめていたのであとで理由を見ていきます。
■特徴・強み
オリジナリティ溢れる「商品力」
-神戸物産グループは、国内に食品加工工場を23拠点所有し、自社製造だからこそ可能な品質と価格、ユニークな商品を提供しています。
また、世界にも350を超える協力工場を持ち、「世界の本物を直輸入」をコンセプトに、世界各国から仕入れた本場の商品を提供しています。
無駄とロスを削減する「販売方法」
■株価・業績
キレイに順調に伸びていますね。
■クックイノベンチャー事業をなくした理由
19年10月期のしりょうです。
減収減益を続けていましたが、目処が見えた、と書いています。
なので、この時点では継続予定だったわけです。
そして20年10月期の決算短信で
こう書かれています。
(クックイノベンチャー事業)当連結会計年度におけるクックイノベンチャー事業につきましては、消費税増税に伴う強い節約志向や労働力不足による人件費の上昇、原材料価格の高騰等の影響を受け、厳しい経営環境となりました。加えて、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一部店舗において営業時間の短縮や臨時休業を実施したことも業績に影響いたしました。一方、主力事業である焼肉業態の出店や、QSCの向上、安全・安心でお客様にご満足いただける商品開発の取り組み強化も行ってまいりました。なお、当連結会計年度において当社が株式会社クックイノベンチャーの全株式を譲渡したこと及び当社から派遣していた役員の退任等により支配を喪失したため、2020年4月1日をみなし売却日として株式会社クックイノベンチャー、株式会社ジー・コミュニケーション、株式会社ジー・テイスト及びその他連結子会社11社を連結の範囲から除外しております。この結果、クックイノベンチャー事業における当連結会計年度の売上高は15,772百万円(同48.2%減)となりました。
つまり、もともとまずかった事業が、コロナで追い打ちをかけられたので手放した
ということでしょう。
もともとクックイノベンチャー事業は売上の10%ありましたので
てばなしたことで売上純利益は減っています。
ただその分の販管費もへっているので、営業利益は増加しています。
なので、結果として手放してよかった、と言えます。
■分析した上での投資判断
売上の9割を占める業務スーパーは、フランチャイズで今後も伸ばそうとしているので
今後も業績は伸びていきそうです。
決算説明資料がHPのどこにあるのか見つけづらかったのはありますが
HPや資料自体はわかりやすかったです。
今後も伸びそうなので、持っておくのもありかなと思いました。