ノリさんの株日記

忘れないように残しておきます

9519レノバ 銘柄分析

■何をやっている会社なのか

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レノバは、太陽光・風力・バイオマス・地熱・水力などの再生可能エネルギーの発電施設を開発・運営し、電力会社を通じて皆さまに電力を提供する事業会社です。

 

引用元:

事業案内 | 株式会社レノバ

 

再生可能エネルギーのわかりやすい図解

再生可能エネルギーってなに? | 株式会社レノバ

 

会社HP:

株式会社レノバ | 自然と、あなたと、ともに未来へ。

 

■売上の構成

再生可能エネルギー発電86(70)、再生可能エネルギー開発・運営14(9) <21・3>

 

■特徴・強み

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■株価・業績

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21年3月期の営業利益が下がっている理由が気になりますね。

投資に回したから、と考えられますが、確認していきます。

 

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自己資本比率、有利子負債倍率が気になります。

 

■21年3月期の営業利益が下がっている理由

開発・運営事業における、事業開発報酬の減少

事業開発のための人件費、経費の増加

が理由のようです。

 

 

自己資本比率、有利子負債倍率について

新規で発電所などを作るときは、

専用の会社を作る→共同で出資する→株を買って子会社化する

の流れ。

 

短期借入金 7,954

長期借入金 142,506

利益剰余金 20,722

現金及び現金同等物 19,406

 

長期借入金が大きいですね。設備投資が必要になるので仕方ないのかもしれません。

短期借入金は、すぐ返せそうなので大丈夫そうです。

なので、有利子負債は大丈夫そうです。

 

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自己資本比率が低いですが、発電所を作るには、建物と設備(リース)が必要で多額お金が必要になります。

そのため、借金が必要で、銀行から借りるわけです。

ここまで負債が多いのに銀行が貸すのは、儲かるからで

利益率は30%を超えているときもあるので高いです。

 

roaは1〜6%ですが、

設備投資してから稼働するまで数年かかるので

先行投資すればするほど、roaは低くなります。(売上がついてこないので)

 

再生エネルギー、脱炭素は世界中で流れがきているので

設備が稼働すれば、スベる、可能性は低く

むしろたくさんの利益を生んでくれるはずです。

 

それを見越して銀行を貸してくれるので、自己資本比率が低く、有利子負債も多くなっているのだと思います。

 

未来のための借金で、ビジネスは超有望なので、

今のこの数値は仕方ないと思ってみていいと思います。

 

■分析した上での投資判断

HPや決算資料はわかりやすかったです。

ただ、自己資本比率の低さや、有利子負債倍率についても

触れていたら、もっと親切だな〜と思いました。

 

おそらく企業分析すると多くの人が気になるポイントだと思いますので。

 

将来性もありますし、時間をかければテンバガーにもなりそうです。

 

ですが、ちょっとでもコケたときが怖いので

他の脱炭素銘柄を見て考えいたいと思います。