6981村田製作所、銘柄分析
■何をやっている会社なのか
総合電子部品メーカー
優れた電子機器は、優れた電子部品から生まれ、優れた電子部品は、優れた材料から作られます。だからこそムラタでは、材料開発から手掛けることで、高機能、高品質な製品開発を可能にしていきました。さらには、ハードだけでなくソフトを含めたシステム技術で、さまざまな社会の課題に向き合っています。そしてムラタには、さまざまな専門性を持ったプロがいて、いろんな仕事に取り組んでいます。人の数だけ役割があり、それぞれが任された役割を全うすることで、未来につながる製品・技術を生み出し続けているのです。
引用元:
ムラタのビジネスの流れ | ムラタについて | 村田製作所 新卒・キャリア採用情報
会社HP:
■売上の構成
引用元:
https://pdf.kabutan.jp/tdnet/data/20200430/140120200428401866.pdf
■特徴・強み
チップ積層セラミックコンデンサ、表面波フィルタ、EMI除去フィルタなどのシェアは世界一。
グローバルなネットワークを活かしてニーズを先読みし、原材料から製品までの一貫生産体制によって、独自の製品を数多く生み出しています。
引用元:
■株価・業績
20年3月期の売上、利益が下がっていますね。
こちらは大丈夫そうです。
■20年3月期の売上、利益が下がっている理由
米国と中国による貿易摩擦が激しさを増し、中国での景気の減速が明確になりました。米国は良好な雇用環境が継続したものの、景気見通しが徐々に悪化しました。また、欧州は通商問題を抱える中で製造業の低迷により経済が軟化しました。さらに年度の終わりにかけて新型コロナウイルスの感染拡大によって世界各地域で経済活動が停滞し、世界経済に悪影響を及ぼしました。
貿易摩擦、欧州通商問題、コロナが原因みたいですね。
当連結会計年度の売上高は、基地局向けやカーエレクトロニクス向けで積層セラミックコンデンサが増加したものの、スマートフォン向けで樹脂多層基板やリチウムイオン二次電池、積層セラミックコンデンサが減少し、為替変動(前連結会計年度比2円 16 銭の円高)の影響もあり、前連結会計年度比 2.6%減の 1,534,045 百万円となりました。
利益につきましては、コストダウン活動による増益要因はあったものの、操業度低下や製品価格の値下がり、減価償却費の増加に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による当社海外生産拠点の稼働停止などの減益要因により、営業利益は前連結会計年度比 5.1%減の 253,247 百万円、税引前当期純利益は同 5.0%減の 254,032 百万円、当社株主に帰属する当期純利益は同 11.6%減の 183,012 百万円となりました
これにプラス
売上は、為替の関係
利益は、今後を踏まえての設備投資で
数値が悪化したようです。
決算短信より
https://pdf.kabutan.jp/tdnet/data/20200430/140120200428401866.pdf
なので、事業に何かしら問題があるわけではなさそうです。
■分析した上での投資判断
製造業なので世界情勢に影響を受けます。
なので、ここが気がかりですよね〜。
業績、株価も悪くはないのですが、
半導体あたりの企業でもっと伸びているところもあるので
わざわざここを買わなくてもいいのかな、という印象です。