企業の安全性がわかる「流動比率」「当座比率」とは
企業は、流動負債が返済できなくなったとき倒産します。
流動負債は、1年以内に返済する金額のことで
流動資産は、1年以内に現金化する金額のことです。
なので、流動資産を流動負債で割れば、短期的な安全性がわかります。
で、この数値が120%以上なら安全性が高いと言われています。
(小売業、飲食業のように、日銭が入ってくるビジネスなら70%以上で考える)
流動比率より厳しく企業の安全性をはかるのに使えるのが
当座比率、です。
当座比率=当座資金÷流動負債
当座資金は、流動資産の中でもより現金化しやすい資産のことで
貸倒引当金を引いたものになります。(バランスシートに乗っています)
で、当座比率は90%以上なら安全性が高いと言われています。
これらは楽天証券の指標のところに乗っています。わざわざ計算しないでOKです。