ノリさんの株日記

忘れないように残しておきます

6702富士通 銘柄分析

■何をやっている会社なのか

ITサービス国内首位。官公庁・金融・流通向け多い。コンサル機能を強化し、DX関連に注力

 

会社HP:https://pr.fujitsu.com/jp/

 

■売上の構成

テクノロジーソリューション83(3)、ユビキタスソリューション9(-2)、デバイスソリューション8(0)、他0(-2)【海外】33 <21・3>

■特徴・強み

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■株価・業績

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■売上の割に利益が伸びている理由

19年度有価証券報告書

前年度末に実施したリソースシフトによる固定費削減効果で約200億円、半導体事業の販売子会社や製造子会社が連結除外になった影響で約270億円減少しました。販売費及び一般管理費に含まれる研究開発費については1,233億円と、前年度比で116億円減少しました。次世代スーパーコンピュータ「富岳」の開発が終了し量産体制に移行した影響がありました。

 

20年度有価証券報告書

販売費及び一般管理費は8,345億円と、前年度比で301億円減少しました。Work Life Shiftの推進による一般経費の削減やシステムプラットフォームビジネスにおけるIAサーバの開発効率化などを中心に減少しました。一方で、積極的な成長投資も実施しています。当年度はサービスビジネス強化に向けた投資やデータドリブン経営に向けた社内DX投資に加え、Work Life Shiftを加速させるためのセキュアなネットワーク環境の構築・オフィス環境の見直しなど約400億円の成長投資を実行し、そのうち150億円を営業費用に計上しました。 その他の損益は205億円の利益と、前年度比で537億円の好転です。当年度は携帯販売代理店事業の譲渡に関する一時的な利益として254億円を計上するとともに、国内工場再編を中心に64億円のビジネスモデル変革費用を計上しました。ビジネスモデル変革費用は、前年度に計上した234億円から大きく減少し、当年度でビジネスモデル変革の大きな枠組みが完了しました。欧州では計画通り2020年9月にアウクスブルク工場を閉鎖しサーバ等の製造を外部の製造委託会社へ移管するとともに、国内と海外で分散していた研究開発機能の集約を完了しました。また、低採算国からの撤退も予定通り完了しました。北米ではプロダクトビジネスからの撤退を計画通り年度内に完了しました。2021年度からは年間を通してこれらのビジネスモデル変革の効果を享受する計画です

 

ここ2年は、事業の再編を行いコストが減ったので利益は増えた、ということですね。

 

 

■今後も株価はあがりそうか

足を引っ張っていた事業を見直したので、

今後の利益率はあがりそうです。

 

2023年度からの新中計で見えてくる富士通が目指す真の姿 - ZDNet Japan

富士通の時田隆仁社長、中期目標達成に向けた7つの課題の進捗を説明 - クラウド Watch

 

まだつぎの中期経営計画はでていないですが、(そろそろ出る予定?)

 

 

当社グループをとりまく市場環境については、従来型の基幹システムなどの既存IT市場は、今後緩やかに縮小していくと予測されています。一方で、レガシーシステムリプレイスメントや、効率化のためのモダナイゼーション(注1)への投資は堅調に増えると予測されています。さらに、AIやデータ活用、IoTなど、デジタル化に向けた投資は、今後急速に拡大すると想定されています。

このような状況のもと、当社グループは、ますます需要が高まる企業のDX(注2)を牽引し、社会課題の解決に貢献する「DX企業」への変革を目指します。

今後は、AI、データ活用などのテクノロジーをベースとしたDXビジネスと、DXに必要なクラウド移行などのモダナイゼーションとを合わせて「デジタル領域」とし、これを成長させていきます。

 

とHPに書いているように

DXで首位を狙うようです。

 

https://pr.fujitsu.com/jp/ir/imgv3/policy/management-02.jpg

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なので、今後も業績、株価ともに伸びていきそうですね。

 

■分析した上での投資判断

HPがわかりずらかったり、決算説明資料がなかったりと

株主に不親切感を感じたので、投資はなしです。