4848フルキャスト銘柄分析
■何をやっている会社なのか
多様な人材のニーズにアルバイト紹介と給与計算代行で支援。
昨今の労働市場は有効求人倍率が上がる一方で、労働者は数多くの選択肢を持って仕事を探しています。それに併せて労働者の希望は「長く働く」から「自分に合った働き方で働く」に変化してきているのが現状です。やみくもに長期雇用を求めても人材確保は難しく、時間や期間が限定された短期の就業希望者をうまく活用することが企業の生産性を支え、円滑な事業運営を支えていく時代へと変化しています。
各業界で人材確保の競争が急速に激化していくなか、当社は短期人材サービスのプロフェッショナルとして、お客様に短期人材の適正な活用方法について蓄積したノウハウを提供し、スピーディーな採用から戦力化まで支援できる付加価値の高いサービスを追求していきたいと考えています。
引用元:
https://www.fullcastholdings.co.jp/topics/2021/02/01/16
会社HP:
https://www.fullcastholdings.co.jp/
■売上の構成
短期業務支援85(17)、警備他5(13)、営業支援10(10) <20・12>
■特徴・強み
企業が採用難に陥っている環境下において、引き続き(短期)人材ニーズに応えていくため、当社は最大の強みである「採用力」を更に強化しています。
登録センターは全国で172拠点以上、毎年5〜15拠点を新たに出店しています。求職者が好きなタイミングで登録することができ、ピンポイントですぐに仕事に応募することが可能な「Web登録説明会」は引き続き好評で、多くのスタッフ登録につながっています。
■株価・業績
20年12月期が少し落ちているので、あとで確認してみましょう。
■20年12月期の売上が少し落ちている理由
顧客企業の採用需要の内、長期人材ニーズに応えたことでコロナ禍の影響を受けた環境においても「派遣」が増収、且つ、売上総利益を伸長させることができました。
但し、コロナ禍の影響により、スポットニーズが一時的に縮減したため、期末に向けて需要は回復基調にあったものの、「紹介」の売上総利益は減益となりました。
コロナで派遣減ったと思いましたが、
長期人材ニーズは減らず(増えて)、スポット[イベント関連やサービス関連(飲食、小売、宿泊)など]が落ちたんですね。
営業支援は逆に伸びているので面白いです。
でも売上構成の10%程度なので、売上全体としては落ちた、というわけです。
(これがなかったらもっと売上は落ちていた)
■分析した上での投資判断
16年からの中期経営計画は、未達となりましたが、
コロナがなければおそらく、達成できていたでしょう。
アルバイト派遣なので、
働き手をどれくらい集められるのか、働き先をどれくらい集められるのか
が大切になってきます。
この対策として、採用力の強化、稼働者数の増加、取引顧客数の増加は
今まで通り力を入れていくとして、さらにこちらもやっていくようです。
20年度はこちらをやっていました。
なので、今後も工夫をしながら、業績を伸ばしていくんじゃないかなと思います。
ですが、売上、利益でどれくらいを目指してやっていくかは
まだわかっていません。
なので、投資は今は様子見、を考えています。
資料もわかりやすいので、今後に期待です。