4169エネチェンジ銘柄分析
■何をやっている会社なのか
エネルギーデータ事業
ー電力・ガス会社向けクラウド型DXサービスを通じて、「デジタル化でエネルギーをより効率的に」することを目指しています。
エネルギープラットフォーム事業
ー個人・法人向けの電力・ガス切り替えサービスを通じて、「エネルギーを選ぶを常識に」することを目指しています。
会社HP:
ENECHANGE株式会社 - エネルギーの未来をつくる -
■売上の構成
エネルギープラットフォーム58(19)、エネルギーデータ42(30) <20・12>
■特徴・強み
ストック型なので、売上が安定する
■株価・業績
20年12月に上場したばかりなので、まだ上場してから1年も立っていません。
売上はどんどん伸びています。
20年12月期から営業CFがプラス、財務CFも増えています。
20年12月期から自己資本がふえています。
これが理由のようです。
当連結会計年度末における純資産合計は852,464千円となり、前連結会計年度末に比べ509,853千円増加いたしました。これは主に転換社債型新株予約権付社債の転換により、資本金が247,500千円、資本剰余金が247,500千円それぞれ増加、新株の発行により、資本金が16,547千円、資本剰余金が16,547千円それぞれ増加したことによるものです。
■20年12月期より
財務CFは、
長期借入による収入750百万円、使途制限付預金の引出による収入495百万円(2019年度に発行した新株予約権付社債に資金使途の制限がかかっていたところ、2020年に当該新株予約権付社債が普通株式に転換され、資金使途の制限が外れたために発生したもの)※1
営業CFはこのように変化しています。
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は139,545千円(前期は310,049千円の支出)となりました。主な増加要因は、減価償却費の計上45,669千円、販売促進引当金の増加62,981千円等であり、主な減少要因は、売掛金の増加99,962千円、ギフトカード失効益の計上10,026千円、前受金の減少10,836千円等であります
↑20年12月期決算短信より
その後、21年第一、第二四半期も順調に顧客が増え売上が増えています。
なので、ビジネスは順調に進んでいると考えて大丈夫そうです。
おそらく、今期(21年)の売上は26億円。
5年後には、約5倍の100億円を目指しています。
更にその後は、継続的な成長を目指しているので
テンバガーにもなりそうです。
■分析した上での投資判断
決算説明資料や、会社説明資料もわかりやすく、HPの印象も良かったです。
決算説明資料:
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4169/tdnet/1934721/00.pdf
会社説明資料:
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4169/ir_material5/168985/00.pdf
プラットフォーム事業も現状のシェアが1%でこれから伸びそうです。
ただ、法人ユーザーからの継続報酬が減少するので
これがどれくらい響くのかは気になりますね。
データ事業は、DXの流れもあるので、今後も増えていきそうです。
データ事業で、
>法人ユーザーからの継続報酬が減少するので
これがどれくらいカバーできるか、
プラットフォーム事業で、どれくらい新規を獲得できるのか、が気になりますね。
なので、
>法人ユーザーからの継続報酬が減少するので
このデータがわかって、壊滅的でなく、今後も伸びそうなら投資するのもいいですね。
■余談
最近、脱炭酸の銘柄を調べていましたが
こうやって図解されると、
この企業はどこに属しているのか、どういう立ち回りなのか
すぐわかるのでいいですよね。